黒羽春風&天根ヒカル
Song Report
果てしなくゴキゲンなナンバーです。
トークにもエンタいっぱいで…!さておいて、ひとまず歌。

曲は、タイトルにある『world』という言葉に違わず、とても広がりあり。
サウンドはとても軽やかで爽やかで。
そこへ黒羽と天根のたくましい声が(笑)入るもんだから
最初それは演奏とはアンバランスだと面白がっていたんですが(コラ)、
初っ端にハープシコードと小田○正さまちっくなコーラスを背負って現れた黒羽の快さ、
ソロ割り振りで続いて、楽器が増えると共にとても朗々と、通してテノール歌手みたいな
ヴォーカルアプローチの天根登場!!の併せ技にハマってしまいました!
天根、腹式呼吸で「ア〜〜〜〜♪♪」って感じ。(伝わりますかねぇ)
聴かせる為の歌い方だから、気持ち的に明るい印象ですね。

まず春風さんが「青い風」、天根さんが「天使の羽根」という言葉を取り入れてるのがGood♪
魅せつけてやるのはバネさんとの仲かと思ったら(…否定できん!笑)「アサリの味噌汁パワー」って!
で、でもこの180cm以上な二人はこれ食って育ったからご利益あるんだろうな!(笑)
ソロパートを交互に畳み掛ける構成なのも、大いに歌詞に意味があって。

「サービスエースだー」「やーるじゃんバーネさ〜〜〜ん♪」
「チーャンスだダービデー」「ス〜マッシュしまっしゅ〜〜♪」

こんなBメロをいきなり一番で、爽快兄ちゃんとテノールに真面目に歌われた日にゃ。
もうこのパートが頭に焼き付いて離れないよー! あとここリズム・メロディーもツボv
二番じゃAメロから互いに名指し。良かったなぁ生まれて巡り合えて…としか言えるか!(笑)
天根が「生きてるって実感の時間」と韻踏んでるの、これは普通にアリですよね。大歓迎!
二人がハモるのはサビラストの「carry on!」「here we go!」「get it on!」のみなんですが
天根がバス、バネがテノールで丁度1オクターブ合わせなのががカッチョいいです。
ステレオで声合わせてるサビ直前の1フレーズも要(かなめ)な感じでオツ♪
気になるのが、サビで天根が恍惚と歌う…

「まばたきの瞬間 天と地が入れ替わる
 めくるめく世界 まるでジェットコースター」

って。まさにバネさんの蹴りを食らった瞬間じゃないか!!!
バネさんの蹴りはそこまで快感か!ドツキ倒される瞬間見える景色まで味わうかダビデ…!!
で、そんな伝説のフレーズが(笑)二番でも再登場するんですよ。
「あ、また蹴られた」と思いながら聴いてたりします。

そして、聞いて気付いたここの隠喩として、試合の大逆転劇なんだという見方も。
確かに試合中の掛け合いしてたから自然な流れで、聴き方が増えた!
まばたきの瞬間にかわるのは、自分の打たない時もあるダブルスならではの感覚かと思う。
しかもジェットコースターなんて、変容を心から楽しんでる!六角らしいv
ダビデのサビの歌い上げに、バネさんも負けてません。
この二人がひっくり返して勝った時でも(絶好調の時も)
逆転されてしまった時も(歯をくいしばる日も)…
一番はどんなときでも、「信じるヤツがいる」。
二番は「目と目で通じ合う 昇りつめる鼓動 分かち合うヤツがいる」でサビをしめくくる。
二番の方、どっちで切るかでちょっと違うぞー意味が!(笑)
ダビは更に、「あふれ出す夢・未来 分かち合うヤツがいる」でシメを。
お前ら二人は未来まで分かち合うことになってんのかよ!!(落ち着いて!)
まったくすごい歌が出たもんだ(笑)

でも結局、この楽曲自体が良くてたいへん好きになってしまったので
ネタだけの絵感想では決してありません(^^) 絵の下の文章の長さが説得力ないけど…;;;
何だかんだ言って声といい歌詞といい、私には原作片手に聴けるくらい二人そのものでした!

リミックスは更に、二人の掛け合いが凝縮されたアレンジ。
曲はさらにノリが良くなった感じで楽しいイメージはそのままです。


      まばたきの瞬間 天と地が入れ替わる
めくるめく世界
まるでジェットコースタ〜〜♪


↑…もっとマシな構図があるだろうよ…!と我ながら何度も思ったのですが…;;; (そもそも歌の中のバネさんは笑顔です)
これの前後は楽しく並んで歌ってるってことで、許してやって下さいまし(^^;


ジャケットイラスト、折り込み面はアニメ初登場シーンより
フッツーの顔したバネさんの斜め後ろからダビがガン飛ばしてるの図(あ、これが彼の真顔か)。
歌詞面は、あの頬バチを横から見た図。どっちもナーイスセレクト☆

またこれもお楽しみ。
トークは『あばれダビデ竹内』こと天根役竹内幸輔さんが、
のほほんした聞き役の『大黒羽』こと黒羽役大黒和広さんをグイグイ引っ張ってます!
六角メンバーは声優陣もとても仲がよく、サエ役有馬さんや剣太郎役豊永さん、樹ちゃん役の
蓮さんのちょっとした話や、果てはメンバー揃って(大黒さんは都合が合わず不在)飲みに行った帰り
街を歩いていたらオジイ役の外波山さんにも会って「お前ら元気か〜?」と声かけられたなど、
それ素で六角メンツの未来図っぽいな!!(笑)ってエピソードがツボでした。

>>竹内さんがネタを考えてこられて、トークに組み込まれようとした様子。<<

この漫才のグダグダ加減が、逆にらしくていいんじゃないですかね!(それ酷…!)
寧ろこのフリートーク自体が始めから終わりまでひとつの漫談です。(笑)
とにかく関係の良さがひしひし伝わって、これは必聴モノですよ!

まさに願ったり叶ったりのCDでほんと幸せ。是非六角アルバムの夢に向って走れ!


Song Report
黒羽春風&天根ヒカル



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