最初がラジオで、あまり詳しくは聴けなかったんですが メロディーと歌唱力は透けてて好印象。 実際CDで聴いてみたら、やっぱり良かった! 豊永さんは十代の方('04春で二十歳)で実際に役の剣太郎と年齢が近く、 背伸びも逆もない、声優としての歌だけど自然なヴォーカルアプローチ。 まっすぐで明るく真剣な姿勢と、キレと確かな芯のある瑞々しい声。 それでいて、余るエネルギーが微かなハスキーに醸し出されていて。 哀愁POPな曲調と良く合ってて一聴の価値あり! ホントに、上手いし聴かせるし、ふと「かっこいいな、こいつ。」って 思ってしまったんですよねぇ… というのも、歌詞が大いに好ましくて。 『今日という戦いに さぁ踊る気持ちを引き締めろ』 『潔く 清く正しく 強く』 『太陽のように燃えて生きていたい、日の出ずる国に生まれたからは』 世を映すけど、そもそもテニスの王子様自体にもクールな人の方が殆ど。 特に「日出ずる国」とか真っ向から歌ってるのは イマドキ氣○團くらいしか思い当たりません。勿論彼らの歌も好き(笑) それをこの若いヴォーカルが素顔で、真剣に歌ってるのが… たまらなくカッコよく思えた。 葵剣太郎のキャラ踏まえても、切り離しても、この歌は変わらない強さを持ってる。 だからリミックスでヴォーカルを素材勝負、 無添加の状態で聴かせてもバッチリでしたね。 余談ですが。 タイトル見て、最初女のコへの歌かと思ったんですよ(笑) やるなぁ剣太郎!って(笑) でもふた開けてみたら「Honey Bee」とは、 オジィの作った自分のラケットのことだったんですねぇ。 多分、アニメ設定のその特殊なガットの形から由来してると思うんですけど ちょうど蜂の巣模様みたいなんですよね。 正直、それを視覚的に表現したくて絵感想にしました。 そこでストレートに「Honey comb」じゃなくて「bee」と名付けてる辺り、 剣太郎の趣味も洒落てるというか、可愛いじゃないですか〜♪ で、ここで再びやるなぁーと感心。 トークも整然としていて、礼儀正しい豊永さん。 原作とアニメの剣太郎の比較検証、きちんと消化されてていいです(笑) そしてサービス精神旺盛なことに、原作のみ登場のセリフを言ってくれましたよ! 「みなさん、この曲を聴いてくれて、ありがと三角!!」 それでこの曲を聴いて、もっともっと燃えていきましょお!!と。 笑顔で、手で三角形作ってる姿が浮かぶようでした。 こんな好青年だから、アニメで大ファンになった剣太郎だし、 一種 主役をハれるくらいの歌が生まれて満足です。 それでうっかり、たいへん親しみのある 「葵剣太郎役、豊永利行でした。ばいばーい♪」 にノせられ、ばいばい♪と返してしまったのは私だけでしょうか…(^^; |