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・・・ 喉が乾ききったところで水を飲む ほんとのほんとーに正直な所ね…氷帝戦の終わる頃から、『不二周助』が段々分からなくなっていってたんですよ私…。手塚がいなくなって、大石も無理してないか?って思うことはよくあった。不二は、ひたすら読めなくなっていったよ。心の柔らかい部分が。それで原稿の方の不二はギャグになっていってさぁ……グダグダ話になってきました、が。 でもね。今回は本当に、本当にこれが不二だよなぁと納得した。僭越ながら、本当に失礼なんだけど、心底、やっと先生が不二と真正面に向き合ったんだ、なんて今週で思ったよ。今までは遠慮してる…じゃないけど、弟であったり他校の学生であったり、後輩であったりデータマンであったり、つっこんだ所は他者の目線で描かれてた訳じゃないですか、不二周助は。 また手塚がさ、誰も不二に言えないことを言えてるじゃない。 手塚が、こうきちんと不二を人間として興味を持って。で、ずっと、不二を信じて、彼が目を覚ます、っていうか…本当の意味で外界へ踏み出すのを、長いスパンで待ってくれてたんだって思うと、泣ける。本当に手塚は大きいなって。 私自身も、うっかりすると周りを置いて自分の中だけの興味どころをより良く、良くと突き詰めていく所があるから、判った気になってるけど、こんな性分に生まれたからには、ここは、頑張りどころ。 自分に足りない、周囲にとっても大きく大切なものを背負って純粋に真っ直ぐ進んでいける魂を持つ誰かと、共存して影響されていけばいい。憧れるなら、ちょっとずつもらって自分なりに身に付けていけばいいよ。 見たかったものがやっとここにきて見られた。あー読んでてよかった これ感想じゃないかな(苦笑) |