Genius257 1ポイントの差/2005年2月19日(土)
 次で5週目に差し掛かる初戦ですが、見せたかった進展はやっと今回だったかと。
 試合がイーブンで長引き、しかし田仁志氏の威力球は衰えず...と周囲は感じていたが、それは相手の球威の落ちを、実は越前が自分の受け止めエネルギーをコントロールすることによって、上手く誤魔化されていたんだと。木手氏が最終打寸前に来て気づく。ちなみに青学ハラハラ組は主に河村・菊丸・桃城・海堂、そして不二。観戦に手塚が(大石もですが)描かれていないのは、彼くらいなら越前のペテンを見抜いていそうな為あえて差し控えたのかと推測しますが、単に長期間いなかったときのクセかとも思えたり。(黒笑)
 何はともあれ(正直この数話凝縮して読みたかったのはやまやまですが)、この歳にしてこの駆け引き、やっぱり越前のセンスは本物だと思う。
 別メディアの話を引っ張りますれば、彼の歌った「ハラハラさせるくらいが丁度いいテンション」というのを しかと思い出しました。