| |
一本!(柔道選手がきれいに技を決めた時の審判のごとく) 大石と菊丸は奇妙に強いんですが、今だに目に意思がない。正直、このまま勝ったとしても気持ち良くないというか、煮え切らないと思っていました。 そして今まで、雨などに試合への意気が殺がれることなく、跡部に指図されるのを明るくうるさがってたり、大石&菊のアレにさえ必要以上に乱されることなく一途に、まっすぐに勝ちを見つめていた宍戸が報われた。 しかし断髪で榊に訴え跡部にひとフォロー入れられたあのときの前に、なーんと、このようなエピソードがあったんですね。 「シングルスで負けた」宍戸のことは、跡部は本当に「終ってんだ」とはっきり切り捨てていた。ということに特に、いろんなメディアあるけど、これぞ本家本元の跡部景吾だ…と今回強く思いました!で改めて、鳳と特訓してかかってきた宍戸をきっちり打ちのめし、かつ鳳との「ダブルスの道」を与えて、のちに監督に宍戸のことを「まだ負けてはいない」と言い放った・・・ってのがかっこいいじゃないですか!宍戸はだからこそ、誰よりも全国へのチャンスをものにして、もう一度跡部に繋ぎたかったんだと。 〜〜〜しびれる関係!(笑)世が世なら跡部と宍戸の関係は、獅子の心を持つ若い王と、反骨心ある民草(ん?)出身の忠臣だよなーと一人うきうきしたり。 試合に戻って、体勢立て直し遅れた宍戸のフォローに入った鳳もかっこいいです。青学ペアもひとみに生気カムバック・・・と、思いかけたら、無重力的だったのが地上に帰ってきた。菊丸が大石の右手にストップかけてるように見える後姿で(この画も個人的に好きです。菊カッチョイイ)。それと同時に、氷帝の勝ちを告げる審判の声。 これ、鳳が構えたところで、来るハズの球を黄金が打たなかったということなので宍戸は不完全燃焼。色々と腑に落ちない試合で、宍戸も鳳も満足出来なかった。(そりゃそうだ)「満足していては俺達は上に行けない」のが、いいです! 一方、そんな宍戸にラストボールの不満を言い募られて、意思の戻った(うわい。涙)2人はあやふやに明かす。実はシンクロ中の記憶飛んでたらしい。……あの目はやはりちょっとした催眠状態……。しかも菊が言うに、 「大石と2人で雲の上の様なトコにいて、スッゲー楽しかっ………アレ?」 渡りかけてたのかよ!!!!!アレ?じゃないよ。よかったよ帰って来れてほんとに。 そしてきれいに一本取られたのが、結局菊が無意識のうちに大石を制止してゲームを止めたのは、シンクロすることで、菊丸が相棒の手首の限界もわかったからでは・・・と不二の推測した理由。 怪我がこんな形で生きました…! シンクロ最中の選手のGの問題とか目に見える現象はさておいて、心を越えた同調の果てに、パートナーが隠してる大変な不調を理解してしまうばかりに自分も試合続行不可能になる、というのがこの現象の唯一の弱点だというのが、なんだか良いです。 宍戸と鳳、色んな意味で(笑)よく頑張ったー!おめでとう! |