Genius242 氷帝狂詩曲(ラプソディ)/2004年10月11日(月)
 氷帝学園。音楽室にて電話のやりとりを行う榊。
 テニスコート。
「よう、頑張ってるな」「宍戸先輩っちぃーす!!」
えええ!?『若』!!!??
『日吉』からいつの間にそんなに仲良く…しかも元気良く返したの、何人もいますけどワカシも含まれてますよね…戸惑います、楽しいけど!(笑)
 そんな訳で、私服の宍戸が再びインストラクター役で氷帝コートに参上しました!ビシバシしごく気満々。いっすねーーサバサバした宍戸さんっ!すっかり顔の擦り傷も治った模様(そりゃ治るさ)。
ところで関東以来、アノヤロウ(跡部)を見かけないという宍戸。
跡部はというと、跡部グループ(!!遂に!)専属のジムでトレーニング。関東決勝の真田・越前戦を思い起こしては殺気を強め。シャワー浴びて、中学テニストーナメントの記事を一瞥して間髪入れずウェアまとってランニングへ繰り出す。
・・・さすが景吾さん普通のウェアじゃない…鷹か鷲かの刺繍が…

 一方、氷帝学園では、コートへ現れた宍戸へはもちろんのこと、榊から引退した3年達含む部員達へある連絡が行っていた。

 今年の全国開催地が東京都に決まったということ。
 開催地から一校推薦枠として、全国大会への切符が与えられるということ。

 そして今回選ばれたのが、氷帝学園だということ。

 マジマジすっげぇーーーーー!!!!

 ああもうジローと全くの同感!わくわくわく〜〜〜〜!!
 なんか…すごい、役者がそろった感じがしますね!
 青学に不動峰、山吹に六角…!当初から支持されながら消えてった氷帝は確かに潔くはあったけど、絶対勿体無かったから!わーすげぇ。そう来たか…。

 しかし跡部がこの降って沸いたような好待遇を、果たしてすんなり受け入れるだろうか?というのが彼のプライドを知る忍足の不安だった。
跡部だけはトレーニング中だった為連絡がつかなかったということでみんな探す。すると、ランニングに出ていた跡部、そのまま部員達がはけた学校のコートで打ち込みをしていたところを発見。その技は、関東決勝で彼の目に、おそらく樺地以上の再現をする勢いで焼きついていた越前の無我の中での技。

 そんな真剣なまなざしで汗だくになっている跡部に、氷帝レギュ準レギュもみんなして、全国へ行きたい、これを認めて行こう!と熱く言い募る。
跡部の表情は変わらない。
すると、氷帝校舎の屋上から垂れ幕が下がり・・・
「祝 氷帝学園男子テニス部 全国大会出場おめでとう!!」の文字。そして屋上、すべての窓から、その朗報を聞きつけた学生たちの、彼らへの応援、ひしめく歓声と氷帝コールで包まれる。

 跡部、あくまで冷静に彼らに「どいつもこいつも浮かれやがって…」との言葉を放ちながら。
静かに手を伸ばし、指をひとつ鳴らす。
水を打ったように、静まり返る氷帝学園。

 力強く、不遜な笑みを浮かべた跡部の一言は、再び一帯を沸かすのに十分だった。

「俺様と共に、全国について来な!!」

 さっすが…!テニス部員だけじゃなくて、氷帝学園全体を巻き込むカリスマは今後、跡部景吾以外居ないきっと…。
氷帝の現在校生の数って、1652名らしいんですけど(笑)今のこの状態だと、どんだけ駆けつけると思う…?(^^;;;;
怖いなぁ。あー楽C!