Genius300 an approach to perfection/2006年7月22日(土)
 perfection=完成、完全、また完成された物、人。
 え〜、この前後の感想日記は本誌掲載時のものですがこの記念話数のみ読み逃し、コミックスで初めてお目にかかれましたという事で…5ヶ月の時間差になるんですねぇ。さてさて、戻って。
 こんな長い英語タイトル、珍しいなと思って調べてみたら、他にはG76「Easy or Difficult」(不二が観月を欺いた回)/G95「a lucky begger(つきのある奴)」(千石が桃城にサーブ権あげた回)/G156「high tension」(越前と日吉がハイテンションな回)…以上、英語サブタイ。
 G76とG156はそのままとして、G95は和訳がルビとしてついてましたが、今回を訳すとどっちになるかで意味が変わってきますね。冒頭で辞書から意味を書き出してみましたが、「perfection」とは跡部にとって、挑戦する価値のある人…現時点で中学テニス回最強と言われる真田=完成された選手。跡部がそんな真田の風林火山の「山」に阻まれ太刀打ちできずに終るなら、その意味で通る。
 しかし、跡部はこの場で自分の技を完成させ、真田に逆転の一矢を見舞った。通りかかった幸村によって二人の私試合は中断。幸村はこの時点で、本来は関東で終了の氷帝が特別枠で全国出場になる事を知っていた様子。幸村への「どーいう意味だ?」は何となく真田の発言でいいような気がするので(ex.「そーいう事は真正面向いて…」)跡部もうっすら知っていたとも、知らなかったとして全国関係ないところで向上心のままにこの行動を起こした(真田に喧嘩売りにきた)ともとれる。
 …どうやら、今回の「perfection」は跡部自身の技術を意味するようですね…ああああ(真田さんよ…ホロリ)

 と、この回でそっくり回想が入っていたので299話の次に301話を自然に読めたんだなー。氷帝と立海の試合はいつのもんだろうと思っていましたが、跡部が一人乗り込んでいたとは。
 それにつけても。真田に討ち入りしてランニングで帰る跡部さん、ラケットは…?(汗)