Genius192 覚醒の証/ 2003年9月9日(火)
 あ、立海の部長がいた。病院の屋上に、パジャマで。…大変なのね立海も…。その部長と、立海3年がもう一人明らかに。食い気は桃城、雰囲気はジロー+千石、言葉は…西…? 部長共々さっそく世のサイトに現れてそうな見目良さです。
 それはさておき。
 私は、この漫画の中では唯一越前が、真性の、天才のケがあるなと思っているんです。例えば倒したい相手に対して、ある技にとてもこだわったりする。成功させようと、執着する。その“執着”が、“天才”のイチ要素だと思う。の。普通そんなことやらないだろ!ということを、やってやってやって、最終的に見事に決めるの。要領が良い人は、最初からそこへはいかない、天才にはならない。見通して選ぶ道は、やっぱり自分の安心出来る範囲に過ぎなかったり、知れたもの。努力を実らせる“秀才”との違いは、目標のクレイジーさ(だから人は惹きつけられたり、逆に一線を引いてしまったりする)に尽きる、と思う。のですよ。
 だからすっっっっごい複雑…
海堂のスネイク、裕太の…体に悪い技、亜久津のびょーん、日吉の演武。実際試合中に真似てたのもあるし、コピー出来るのは不思議でもないんですが。それを次々と節操無くカマすのが、越前らしくなくてさぁ…あ、今「らしく」ない越前なんですね。(納得いかんけどとりあえず)
 ほら、そんな間にキリハラがジャンプ的主役になってるじゃないか。デタラメモードの越前に対して追い詰められたキリハラ、戸惑いとかすかな畏怖を感じながら、更に自分を、芯の部分で奮い立たせてる。「覚醒の証」が、目の充血がひいたことなら、今週覚醒したのは切原の方だ。
 とりあえず駆けつけた真田さんは今回のコート廻りの野次馬よりは頼れると思うので、何とか場を収めて、出来れば越前を公共交通機関で帰るよう推してやって下さい…。
 今週は、背景が充実してました。


■企画
 六角プロフには待遇いいことに、早速20巻でクラスから趣味からお目にかかれた訳なのですが、今週は六角中テニス部員も募集してくれてます。そしてラケットのアイデアと、ダビデのダジャレも募集。…なんて挑戦的な!(そこの人、指バキバキいわさなーい)
 アンケートは、100質で見かけたような、ネット的に身近な匂いですね(笑)