懐かしいと感じているであろうに、他人の気だと頑なに拒むピーターに。
「自分の感じた事を信じて素直に従う…それがお前の、混じりっけのない一番の強さだったろ!
今感じている事があるなら、そんな自分自身の心まで疑うなよ!
ピーター!」
ふと、一本釣の心の目には、微笑む旧友の顔が見えた気がして
「お節介焼きだね」
と、微かに
彼女の唇を借りて聞こえた、気がした
一瞬だったか
「放せ!」
掴まれた腕を振り払い、鋭く睨みつけるピーター。
「私は…お前の知っている者ではないと…!」
「あぁ分かってるさ、
でももう…そんな事いいよ。
色々感じながら目を背けてる…そんなお前を見てられない ほって置けない…それだけだ」
元ネタ
某様のリクエストを賜り、水と火の二人を描かせて頂くにあたり二人を想うと…。
こう修羅場のような様子が思い浮かび、小話を妄想しました。